事業計画書


事業所の概要

事業所名

青虫社 てふてふLab

サービス種別

就労継続支援B 型・自立訓練(多機能)

事業所所在地

奈良市鍋屋町2番地1シティホームズ奈良女子大前1階

主たる対象者

身体障害・知的障害・精神障害・発達障害・難病

定員

20 名


2 開所理由

サービス選定理由及び開所経緯

ここ近年全国的にも精神障害をお持ちの方が急増しており、奈良市においても就労継続
支援・自立訓練の必要性を感じております。また、精神疾患をお持ちの方特有の対人恐怖
等において、通所が困難な方も多くいらっしゃると伺っており、在宅ワークを通して社会
的孤立を無くし、徐々に通所ができる事業所を作りたいと考え、この度奈良市に就労継続

支援・自立訓練を開設したいと思います。


3 営業日・営業時間

営業日

月曜日-土曜日

営業時間

10:00-15:00(土曜・祝日は 10:00-12:00)


4 設備


設備

床面積

説明

訓練・作業室


101.67 ㎡

利用者の生産活動、職業訓練に用いる

相談室

サービス管理責任者等の相談等に用いる。

多目的室

体調不良時の一時的な休養等に使用する。

※相談室との兼用

事務室

記録保存用鍵付き書庫を備え付ける。


物件

賃貸物件


1

5 立地

アクセス

近鉄奈良駅徒歩 4 分

送迎の実施有無


6 支援内容

(1)各対象者の障害特性・課題、それに対する支援方法

【身体障害】

・障害特性

肢体不自由、視覚障害、聴覚障害、内部障害等があり、先天的もしくは後天的、特別支援
学校に通ったか、普通学校に通ったか等により、特性が異なる。

・課題

歩く、食事を摂るなど何気ない日常動作で不自由が生じ、障害特性によって、情報収集が
難しい場合もある。

・支援方法

各障害に関する広域な知識と合わせ、対象者のコミュニケーション手段に応じたコミュ
ニケーションを適宜実行し、支援を行う。


【知的障害】

・障害特性

概念的領域、社会的領域、実用的領域の 3 点において、日常生活の適応機能の遂行に困難
さがあり、周囲のサポートを得ることで解決されることも多い。

・課題

社会経験自体が少なく、体験から学ぶ力も弱いことから働きたい職種や希望を尋ねても
返答が返ってこなかったり、現実離れした答えだったりする。

・支援方法

アセスメントの際に、個人の状況だけを把握するのではなく、周囲の環境にも着目し、得
意なこと・苦手なことを把握し、利用者本人にもわかりやすくフィードドバックしたうえ
で、支援を行う。


【精神障害】

・障害特性

脳の損傷や機能不全による障害(高次脳機能障害)や認知症、発達障害、性同一性障害を
除き、後天的に発症することの多いのが特性の一つと言える。

・課題

精神障害者の数や雇用の数が増加している中、精神障害者が就職後に職場でうまく働け
ず、トラブルになったり、離職や転職を繰り返したりする課題がある。


2


・支援方法

利用者の症状が穏やかになったからといってすぐに復職や再就労を促すのではなく、持
続性、集中力、体力、疲労回復力、ストレス対処技能、自尊心が全て回復するように、段
階的に支援を行う。


【発達障害】

・障害特性

強いストレスや環境への不適応によって、症状が顕在化し、診断に至るケーズもあり、発
達特性が強く現れるタイプから比較的弱いタイプまである。

・課題

大学生活や就職活動など主体的な行動が求められる場面では支障をきたしやすく、思春
期以降の二次障害の発現も起こりうる。

・支援方法

発達障害は出現する症状がさまざまであることから多様な特性として現れ、支援におい
ては個別性が求められる。本人の強みや長所、適した環境を知るためのアセスメントを重
視した上での支援を行う。


【難病】

・障害特性

適切な治療や自己管理を徹底することで日常生活を送ることができる状態にまで回復し
た例も多くあり、その一方で完治は未だ難しいことが多い。

・課題

倦怠感や発熱をともなう、体調が変化しやすい、疲れやすい等の症状があるものの、外見
から分かりにくいという課題がある。


・支援方法

事業所単体ではなく、かかりつけの病院の主治医やご家族と連携を取り、一体的な支援を
行う必要がある。


他者との関りを楽しめるようになることや、自宅から外へ出かける勇気を養える関りに
重きを置く。

(2)【自立訓練支援の場合】プログラム・カリキュラム
ア プログラム内容


3

イ 2年間のカリキュラム構成

動画作成、SNS、Web システム、ゲーム、などに特化したカリキュラムを取り入れながら、
自分の得意なことを知る。社会と繋がりに必要な日常のマナーを知る。軽作業。


(3)【自立訓練の場合】

ア 生産活動一覧(開所初月)

・講義

・PC 作業


イ 各生産活動内容詳細

作業名

講義

提供者

生活指導員、職業指導員

工程

Web に特化した各種プログラムや生活知識の受講

想定時間

50 分/1 講義

関わる利用者

人数

1-20 名

ねらい

楽しみながらスキルを磨き、就労の可能性を模索


作業名

PC 作業

提供者

生活指導員、職業指導員

工程

動画作成、SNS 活用方法、Web システム開発

想定作業時間

50 分/1 講義

関わる利用者

人数

1-20 名

ねらい

ものづくりの喜びや達成感を知る


4

7 利用者の標準的な1日の流れと具体的な支援の内容



時 間

スケジュール

支援・作業の内容等

9:30~10:00


利用者の利用時間の確認
送迎

当日の在宅利用者への連絡

10:00~10:50

作業

※1

作業指示

見守り、支援

10:50~11:00

10 分休憩 ※2

10 分休憩

11:00~11:50

作業

作業指示

見守り、支援

11:50~12:00

午前中作業終了
片付け

お昼準備

午前中作業終了
片付け

お昼準備

午前中のみの利用者の送迎・終了連絡

12:00~13:00

お昼休憩

お昼休憩

13:00~13:50

作業

作業指示

見守り、支援

13:50~14:00

10 分休憩 ※2

10 分休憩

14:00~14:45

作業

作業指示

見守り、支援

14:45~15:00

掃除、片付け、帰りの準備

掃除、片付け、帰りの準備のフォロー

送迎

在宅利用者への終了連絡

利用者の利用時間の記録・記入等

※1 10 時には利用者が作業を始められるよう、職員が準備・指示・見守りを行う。

※2 手洗い、水分補給、必要な連絡をしておくよう職員は利用者に👉掛けを行う。


5

8 職員の配置

職種

配置人数

雇用形態

備考(氏名など)

管理者

1名


山添 愛子

サービス管理責任者

1名

専従

窪内 宏子

職業指導員

1 名

常勤

管理者兼職業指導員を

予定

生活支援員

1.5 名

常勤


9 地域及び支援機関との連携方法等

機関名

連携方法・内容

株式会社ARU

月 1 回のオンラインMTG で利用者状況、作業状況の確認を

行う。業務の提供及び、利用者獲得や運営上のサポートを
行う

山本雅一 税理士事務所

税金に関連する書類の作成や提出を担当する業務

一般財団法人沢井病院

提携医療機関


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